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何度でも何度でも まるごと元気コラム

『大変だったんだよ~』
と力強い声で話をしてくれる83歳のKさん。
城東病院の外来に通院しているこの方は、先日総合病院でお腹の手術をしました。
日課は新聞に掲載されている詰将棋と散歩。
お昼を過ぎたころから大好きなお酒をたしなんで18時頃に就寝。
今は寒いので散歩は日中ですが、夏は2時に起床して4時半頃から歩き始めるんですって!!
そんなKさん、手術が必要であることが分かったとき、今の生活ができなくなるのではないかという不安で仕方がなかったと言います。
手術をしなくたって、不自由はないし、歳に不足はないからこのままでもいいとも思ったそうです。

でも、家族や医療スタッフが『きちんと治療をすれば絶対に元気になる。悪いところは早く治そう!』と本人を説得し、手術に踏み切ることができました。
入院は約1カ月ほど。お腹の傷が痛かったけれど、ナースステーション周囲の散歩と新聞の詰将棋は欠かさなかったと言います。
そして無事に退院し、いつもの日課を続けています。

健康でいる間から、きちんと毎日の日課を続けて、体力もつけておけば、病気やケガで入院してもちゃんと元の生活に戻れるんですね。
病気になったって、ケガをしたって、何度でも治せばいいだなとKさんとお話をして思いました。

散歩中はどんなことを考えているの?と聞いてみると、
『あ~山がきれいだなぁ』とか、『今日のお酒は何を飲もうかな~つまみはどうしようかな~』ですって。
Kさんらしい😊

Kさん、おかえりなさい。
健康になって、いつもの生活が送れるようになって本当に良かった。
また元気な顔を見せに来てくださいね。待ってます😄