12月20日、在宅サービスに関わる職員(通所リハビリ、訪問リハビリ、訪問看護、東ほうかつ)にを対象に、災害BCP訓練を行いました。
在宅サービスは、利用者様の生活に沿って、様々な場所でサービスを提供しています。
そのため、災害対策も様々な場所や時間の想定が重要となります。
今回は平日夕方の発災を想定し、①訪問中(訪問リハ、訪問看護)、②送迎中・外出中(通所リハ、東ほうかつ)③事業所在中の3場面を連動させて訓練を行いました。
夕方16時45分、震度7の大規模地震発生の想定で訓練スタートです。それぞれ安全確保を行います。
状況は、地震の影響により辺りは停電、電話は不通、LINEメッセージのみ可能です。
職員は携帯している「アクションカード」を取り出し、手順に沿って「状況確認」「報告」「指示受け」「避難行動」を進めていきます。
約2分間の本震の後、各自安全を確保しつつ、状況を確認し事業所へ情報を集約していきます。
訪問・外出先と事業所内の状況を確認し、事業所在中スタッフから訪問、送迎スタッフへ指示を出します。
携帯できる貴重品・必需品の確認を行い、自宅内、避難所、事業所など、安全が確保できる場所へ避難を行うことまでを実施し、訓練を終了しました。
訓練終了後の反省会では、様々な状況に対して幅広く対応できるようにBCPの更新提案が挙がりました。
季節や時間帯などの違いでも、災害対策は変わります。
全てのスタッフが平時の備えを意識できるよう、1年を通して定期的な訓練、対策のブラッシュアップを進めていきます。