8月29日、医療法人慶友会「洪水時の避難確保計画」に基づき、水害対策訓練を実施しました。
当院の目の前を流れる濁川は、悪天候時には増水しやすく、氾濫の危険性がある河川です。そのため、万が一の洪水発生時にも、患者さんや職員の安全を確保できるよう、日頃からの備えが重要となります。
今回の訓練は、線状降水帯の影響により濁川氾濫危険情報が発表されたという想定で開始されました。
【避難指示発令~施設安全確保】
1階への浸水の可能性が高まったと想定し、1階入院患者さんを2号館3階デイルームへ避難誘導を行いました。また、院内への浸水が予想されるためエレベーターの使用は控えることとしました。
【病棟避難誘導~患者安全確保】
訓練終了後反省会を行いました。
訓練を通じて、エアーストレッチャーを使用した避難方法の継続的な実技訓練が必要なこと、スタッフ間の声掛けの内容について課題も見つかりました。これらの反省点を踏まえ、マニュアルの見直しや定期的な訓練の実施など、今後の対策に活かしていきます。
今後もみなさまに安心して生活していただけるよう、防災意識を高め、万全の備えを進めてまいります。














