令和7年9月5日、群馬大学名誉教授の山口晴保先生をお招きし特別講演会「笑顔の生活を支えよう」を開催しました。
当院では今年度、介護士教育チームが中心となって全職員向けに「認知症まるごとキャッチ研修」を毎月実施するなど、認知症ケアに力を入れています。そんな中、長年にわたり認知症ケア全般にわたる研究と実践に尽力されてきた山口晴保先生に特別講演をしていただくという、貴重な機会をいただきました。


まずは院長より当院の歴史や理念、これまでの取り組みについてご説明しました。その後各病棟をご案内し日々のケアの様子をご覧いただきました。
病棟では職員が日々取り組んでいる認知症ケアの工夫や実践内容をご紹介するとともに、現場で直面している課題や疑問についても率直にお話ししました。先生も、一人ひとりの質問に丁寧に耳を傾け、時折笑いを交えながら、親身になってアドバイスをくださいました。

講演では、「笑顔の生活を支えよう」というテーマのもと、山口先生の豊富なご経験に基づいたお話を伺うことができました。認知症に対する理解をさらに深めるとともに、ご本人やご家族が笑顔で自分らしく暮らしていくためのヒントをたくさん学ぶことができました。

今回の学びを日々のケアに活かし、これからもみなさまが安心して笑顔で暮らせるよう、より一層努めてまいります。
山口晴保先生にはこのような貴重な機会をいただき感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。