療養支援部 理念
看る心 支える心 つなげる心
療養支援部 基本方針
- 人としての尊厳を大切にし、あなたらしい生活を支援する
- 常に自己研鑽を忘れずに、知識・技術の向上に努める
- チーム医療の質を高め、地域と連携し健康寿命の延伸を目指す
- 病院運営に参画し、自分らしく、働きやすい職場をつくる
療養支援部とは?
療養支援部という言葉が聞き慣れない方も多いと思いますが、当院は看護師、介護士、リハビリスタッフが一体となり療養支援部を構成し、病棟運営に関わっています。それまでは看護部(看護師、介護士)とリハビリテーション課(理学療法士、作業療法士)が独立しており、それぞれ医療・ケアの提供を行っていました。しかし、職域に壁を作ったままでは患者様、入所者様により良い医療・ケアの提供はできないと気付きました。目の前の患者様・入所者様を「看る」にあたり、それぞれの専門職の知識と技術を最大限に活かし、なおかつ職種の垣根を越えて全職員で支援をしていくことが必要だと考えました。私たちは、法人理念である「いつまでもあなたらしくいられるために」の実現のため、2020年にこれら三職種を包括する療養支援部を創設しました。
あなたらしい生活を支えるために
療養支援部では、患者様・入所者様のその人らしい生活を支援するため、ご本人、ご家族の「想い」を聞き、その人らしさを大切にした支援について多職種で繰り返し話し合っています。また、よりよい医療・介護サービスの提供のため、看護師、介護士、リハビリスタッフだけでなく、医師や薬剤師、管理栄養士、ケアマネージャーなど、多くの専門職が関わっています。
全職員が一丸となり、ご本人の意思表出を支援する「ACPの取り組み」、ご本人の尊厳を守る「拘束ZEROの取り組み」、ご本人の力を最大限引き出す「リハビリテーション・栄養・口腔の三位一体の介入の取り組み」などを行っています。これらの実現には高齢者特性の理解と認知症ケアの実践がとても重要です。
私たちは『いつまでもあなたらしくいられるために』を実現するため、『看る心、支える心、つなげる心』を持ち、療養支援部全体で高齢者医療、認知症ケアの質を高め、今後も邁進していきます。