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鼻保湿を意識しよう! まるごと元気コラム

こんにちは!こちたくです。

こちたくがある甲府市は、気温がぐっと低く、降水量はしれっと少なく、いよいよ冬到来といった天気が続いています。
今日は、この低温、乾燥の環境で脅かされる鼻の粘膜について触れてみましょう!

私たちの鼻と口はのどの部分で合流し、そのまま食道、胃、腸、肛門まで1本の消化管でつながっていて、その内側は粘膜によって覆われています。

粘膜は細菌やウイルスなど人体に有害なものが侵入したときに備えて、高い免疫力を持っています。
しかし!粘膜の免疫力が高いのは潤っているときで、乾燥や炎症で粘膜がガサガサに荒れてしまうと、免疫力は低下してしまいます
気温と湿度が低い厳しい冬には、鼻が乾燥することも多くなり、ゆえに風邪などの感染症にかかりやすくなってしまうんですね。
鼻も肌と同じように保湿をして、ウルウルの状態を維持することが大切です!

【鼻保湿のポイント】
①こまめに加湿する
 エアコンを付けるときには加湿器を付ける、洗濯物を室内に干すなど、室内を乾燥させないようにしましょう。
②マスクを着用する
 マスクを着用すると、吐く息により鼻を含む顔回りの保湿・保温ができます。
③ワセリンを鼻に塗る
 鼻の中や周りにワセリンを塗ると鼻の乾燥を予防できます。ワセリンは純度の高い白色ワセリンがオススメです。
④水分補給をする
 鼻粘膜の潤いには十分な水分が必要です。体自体が水分不足にならないように、こまめな水分補給を心がけましょう。
⑤鼻毛を処理しすぎない
 過度な処理や鼻の中を傷つけてしまうと炎症の原因となります。鼻毛の処理は身だしなみで大切ですが、ほどほどにしましょう。